【2023年】育てて分かった!イチジク21品種から選ぶ5つのランキング①【味・満足度編】

イチジク

11月の下旬となり、朝晩かなり冷え込んできました。2023年の終わりが近づいています。

まだ完全に落葉していませんが、チラホラと葉が黄色くなりシーズンの終わりを迎えそうなので、今年を振り返って各項目に関してランキングとしてまとめていきたいと思います。

評価項目
  • 味(今回の記事で紹介)
  • 満足度(今回の記事で紹介)
  • 豊産性
  • 成長性
  • 総合

今回ランキングとして評価する品種は次にまとめる手持ちの21品種になります。

品種一覧

今年収穫済み(10品種)

・Beer’s Black
・Blanche d’Argenteuil
・Celeste
・Dalmatie
・Excel
・LSU Gold
・LSU Tiger
・Mary Lane
・O’rourke
・Schar Amber

今年未収穫(11品種)

・Alma
・Black Donov
・Col De Dame Noir
・Green Greek
・Izmir
・Magnifica Dry
・Michurinska-10
・Ponte Tresa
・Rezovska
・White Ischia
・桝井ドーフィン

ちょうど10品種ずつになりました。味などに関しては収穫済みの中から、栽培面では全ての品種からランキングを作成します

今年は猛暑だったことと、ほとんどが1年生の苗なので暫定ランキングになりそうだね

※今回のランキングは、入手や植え替え時期、肥料の濃度など完全に管理された同一環境での実験結果ということではありません。あくまで個人の感想として、今年の栽培結果ということになります。
スポンサーリンク

味ランキング

果樹のイチジクを栽培する上で、個人的に一番楽しみにしているのは食べることです。

ここでは収穫できた10品種に関する、味の項目について独断と偏見で上位5種をランキングにまとめていきます。

このランキングは今年収穫できた品種の中で、最も美味しかった実を基準にしています。平均して美味しかった品種ランキングという訳ではありません。

1年生が多いので、本来の味が出ていない中での評価になりますが、全体的にかなり美味しかったです。味が安定しているはずの来年のランキングが今からどう変化するのか楽しみになっています

第5位:Excel(90点)

まず最初にランクインしたのは『Excel』です。

完熟の物は甘味と酸味のバランスがよく、後味がさっぱりとしていて何個も食べたくなる品種でした。

第4位:Mary Lane(91点)

蜜が入っていて見るからに美味しそうな実が収穫できました。

種がなく、繊維感が少ない滑らかな食感。味は梨のような風味。かなり強い甘味があるけど、口の中が甘ったるくならない爽やかさがある印象でした。

第3位:O’rourke

独特な縞模様と首の形が面白い品種。

濃厚で純粋に美味しいだけではなく、トロピカルな風味があってかなり好みな味でした。博士の名前を冠しているだけあって非常にクオリティが高い印象。

第2位:Schar Amber

純粋に超美味しいと感じた品種。梨のようなジューシーさで、甘いだけではなく奥深い味がする印象。雨が続いたので水っぽくなっている気がするが、その水分が全てジュースのようになっている。この味と大きさが1年目から食べられるなんて驚きの品種。

第1位:Blanche d’Argenteuil

今年一番最初に収穫できた品種で、蜂蜜のようにねっとり激甘で最高に美味しかった。

今年は10品種を計20個以上食べてきましたが、ダントツで衝撃を受けました。個人的には文句無しで100点満点の評価で今年の覇者となりました。

満足度ランキング

次に比較するのは満足度についてです。

この満足度は味の最高点ではなく、平均点と果重の2項目を総合的に判断したものになります。

当然、「美味しくてデカい」というのが理想になりますが、コンスタントに味と大きさを両立しているかで評価をしていきます

第5位:Blanche d’Argenteuil

味ランキングでは満点を叩き出した品種ですが、満足度の面では大幅にランクダウンしました。

たくさんできた反動か味と大きさにバラツキがあったので、平均点としては70点程な印象です。株が育ってくると変わってくると思います。

最高点を出せる品種であることが分かっているので株が充実してくるはずの来年に期待。

第4位:LSU Tiger

早生の品種だったので、完熟のタイミングが上手く読めてなかったので万全のタイミングで収穫ができませんでしたが、全体的にハネデューメロンのようなサッパリとした甘さと50g程度のしっかりした重量を持っていたので、満足度は高めでした。

第3位:Dalmatie

酸味のあるサッパリとした甘さがあって、どの実もずっしりとした重量感がある品種。

強い甘さを感じませんでしたが、50〜60g程度のしっかりとしたボリュームがあったので、かなり食べ応えがあったので3位にランクインです。

第2位:Schar Amber

同じ株なのに収穫する時期によって果肉の色が変化する面白い品種でした。重量は平均すると30g前後でしたが、とにかくどれを食べてもしっかりと甘くて美味しい印象を持っています。

良いタイミングで収穫できればハズレなしのイメージで満足度2位に。

第1位:Excel

満足度の1位はこの品種でした。

とにかく若採りでも完熟でも、普通に収穫できれば安定した美味しさを持っています。どのタイミングの熟度でも美味しいというのは栽培初心者で、収穫時期が分からない人にもありがたい特性であると実感しました。

果重もそこそこあり、平均では30g程度ですが、最大では54gとかなり大きくなりました。

特に若採りの時に感じた、しっかりとした甘さの中にザクロのような酸味と爽やかさが印象に残っています。株が未熟な中でも安定した品質の物を収穫させてもらったので、堂々の1位となりました。

豊産性・成長性ランキング

こちらにランキングの続きをまとめました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました